GC4DKQC Daydream Fair #1 [Banyan Hotel]バニアンホテル (Traditional Cache) in Tokyo, Japan created by dolphin-ring@team Shina-C

This cache has been archived.

ShinyOrbital: キャッシュオーナーより応答がありませんので、このキャッシュをアーカイブします。
このキャッシュページを復活することはできません。再開する場合は、新たに申請し直してください。

This cache is now archived because of no response from CO.
This listing can not be unarchived. If CO wants to activate this cache listing again, a new cache listing should be submitted.

ShinyOrbital
Community Volunteer Reviewer

Refer to:
https://www.geocaching.com/help/index.php?pg=kb.chapter&id=38&pgid=56

GC4DKQC ▼

A cache by dolphin-ring@team Shina-C Message this owner

Hidden : 6/5/2013

Difficulty:

Terrain:

Size: Size: micro (micro)

Join now to view geocache location details. It's free!

Watch

How Geocaching Works

Please note Use of geocaching.com services is subject to the terms and conditions in our disclaimer.

Geocache Description:

The cache was hidden in "Ooi Central Park" near Banyon Hotel.

It was this hotel that I have past stayed during my first visit in Tokyo.
But I didn't remember about this park. I had come , or not.
Japanese description as below was a short story titled "Daydream Fair".
I apologized not to be translated in English, but there are few clues about this cache.
I hope all of you enjoy this short trip from #1 to #7.
(Please bring your pen.)

バニアンホテルにほど近い大井中央公園にキャッシュを隠しました。
キャッシュはマイクロサイズです。恐れ入りますがペンをご持参ください。
因みに、このバニアンホテルは当時学生だった私が初めて利根川を越え、上京した時に利用したホテルです。
今でも格安のホテルとして宣伝しているようです。
ここからはじまるDaydream Fairも併せてぜひお楽しみください。

【第一話　バニアンホテルにて】
・・・なんの動物だろうか？　不思議な哭き声で私は目が覚めた。

どこだろう、ここは？

見たことのない天井が広がる・・・
起き上がると、どうやらどこかのホテルの一室のようだった。
突然誰かの視線を強く感じた。なんだろうこの不思議な感覚・・・
そして、誰かがロビーで待っているような気がして、急かされるように部屋を出た。
不思議なことに、洋服はいつのまにか着ていたようだ。
人が2人も乗れば満員になるような小さなエレベータにのり、一階で降りる。
がたん、がたん、がたん、がたん・・・・エレベータはゆっくりと下へ降りる。
１階につくと、そこは小さなロビーだった。
ロビーの奥に誰だろう、女の子が座ってこちらをじっと見ていた。
女の子は私に向かって大きくうなずき、嬉しそうに微笑む。
そうだ、私はこの子と待ち合わせをしていたんだ。
なぜだか、私はそう確信した。
声をかけようとすると、女の子はぴょんと立ち上がり、自動ドアーから外へ跳ねるように出て行ってしまった。
私も女の子の後を追いかけるように、自動ドアーから外へ出る。
女の子はどこへ行ったんだろう？
周りを見渡し、ふと後ろを見ると、今出てきたはずのホテルが見たことのない大きな樹に変わっていた・・・
それは、とてもとても、大きな1本の見たことのない木だった。
木の幹から何やら不思議なものが下に垂れ下がっている。
ふと、”ああ、これがバニアンの樹なんだな、そうかそうか。”
なぜか私はするりと納得した。すると樹の向こう側に跳ねる女の子の姿を見つけた。
私はまた追いかける。
ほどなく、女の子は少し広い公園に入っていった。女の子は、その公園にあるいろんな遊具で止まることなく遊ぶ。
私もまた、女の子の後を追いかける。
しばらくすると、女の子は初めての公園の入口（といっても私たちが入ってきた入口からは離れた別の入口ではあるが）で立ち止まる。
少し首を傾げた仕草をしたが、すぐにこっちをを振り返り、にこりとわらしながら＊＊＊＊を指差す。
まるで何か宝物でも見つけたかのように・・・・
でも、私にはそれは普段よく見るありふれた＊＊＊＊にしか見えなかった。
すぐに、女の子はまた跳ねるように、その入口から公園を走り去っていく。
私もまた、そのあとを追いかける・・・

あれ、公園から出て行く女の子のお尻のあたりに「白いしっぽのようなもの」が見えたような・・・・きのせいだろうか。（つづく）