Daydream Fair #6 [The Nishi-Ooi Sta. south] 西大井駅南側 Traditional Cache
ShinyOrbital: This should be archived because it appears that CO is no longer willing to maintain this cache.
Thanks.
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Daydream Fair #6 [The Nishi-Ooi Sta. south] 西大井駅南側
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Difficulty:
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Terrain:
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Size:  (micro)
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The cache was hidden in the south side of Nishi-Ooi Sta.
Here you can reach the Nishi-Ooi station of JR line.
If you go straight along this street , you will reach the Nakanobu station of Subway or Tokyu line.
Japanese description as below was a short story titled "Daydream Fair".
I apologized not to be translated in English, but there are few clues about this cache.
I hope all of you enjoy this short trip from #1 to #7.
(Please bring your pen)
さて、ようやく西大井駅までたどり着くことができました。
ここはもともと貨物専用の路線でしたが、通常の路線へと転換されました。
利用客は東京区内でもとても少ない駅で、止まる電車の本数も少ないようです。
この西大井駅の南側には小さな公園がありますが、この周辺にキャッシュは隠されています。
恐れ入りますが、ペンをお持ちください。
併せて、引き続きDaydream Fairもお楽しみください。
【第6話 西大井駅の南側にて】
(Daydream Fair #5 [The kids park] 西大井2丁目公園 【GC4DKVT】からのつづき)
わたしは、すっかり暗くなった街道をひたすら走る。
さすがに、いままでずっと走り続けたので、息がだんだん荒くなる。
もう、走れないと思った時、遠くに女の子と「男の人影」が見える。
私は、最後の力を振り絞り、女の子へ向かって走る。
「男の人影」は、白髪で、長い白いヒゲをはやした老人であることがわかった。
(この老人、どこか見覚えのある人だけど・・・・)
わたしは、なかなか思い出せないまま、更に二人に近づく。
なにやら二人はとても楽しそうに話しをしている。
でも、私にはその声がまだ聞こえない。
やっとすぐ近くまで追いついたとき、女の子と老人が私の方を振り向き、不思議な笑みを浮かべながら、ゆっくりとそばの****を指差す。
よく見ると、女の子は「四本の足であたかも動物のように」ちょこんと座っていた。
その姿は、「白いキツネ」のそれとそっくりだった。
そして、次の瞬間女の子が、大きな声で
「哭いた」
その声は不思議な波長となり、私の耳から、口から、頭の中から、体中を揺さぶり、立つことすらできなくなる。
私は、地面にひざまづき、ほとんど呼吸もできないくらい、息を荒げながら、ずっと気になっていたことを声を振り絞るように、こう尋ねる。
「ねえ、きみは、本当は・・・・キツネなのかい?」
目がらせんのようにまわり、まわりまわり、気が遠のいていく・・・・
遠ざかる意識の中で、私はあることを思い出した。
(ああ、この啼き声は、ホテルの中で聞いた哭き声と同じだ・・・そうか・・・あの時、君が・・・哭いて・・・)(つづく)
Additional Hints
(Decrypt)
ohfu,ba gur fvqr jnyy,pnzbhsyntr,tebhaq yriry