キャッシュポイントへは特別な装備なしに行くことができます。川を渡る必要はありません。途中鹿や猪よけの電気柵が設置されていますので、触れないように十分注意してください。
開墾場の滝へは、キャッシュポイントから北へ100mほど河床を進んでください。長靴などを用意してください。隧道を見るには、さらに沢登りなどの装備が必要でしょう。キャッシュポイントへ向かう途中の N 35° 11.486 E 140° 02.333 あたりから滝を覗き見ることもできます。
川廻し(かわまわし)というのは房総丘陵独特の工法で、河川を短絡することにより、干上がった旧河川を新田や植林に利用します。短絡して造った川をシンカワ、干上がった川をフルカワと呼びます。短絡は手掘りの隧道や切り通しで行なわれました。
川廻しは、夷隅川、養老川、小櫃川、小糸川やその支流で行なわれています。これらの河川は、房総の柔らかい土壌を激しく蛇行して流れています。それが、この工法が広く行なわれた一因でもあるのでしょう。ただし、川廻しが行なわれたのは主に江戸時代のことです。
現在でも川廻しの現場は多数見られますが、すでに荒地になっているフルカワも多く、何のために川廻しをしたのかわからないような所も多々あります。