釣ヶ崎海岸は、志田下ポイントと呼ばれるサーフィンの名所で、国際大会もしばしば催されています。一年中サーファーでにぎわっています。
釣ヶ崎海岸は、上総十二社祭りの祭典場であり、非常に神聖な海岸です。この祭りは、房総最古の浜降り神事として、大同2年(807年)創始で1200年以上の歴史と伝統を誇り、千葉県無形民俗文化財にも登録されています。毎年9月10日には、鵜茅葺不合命が鵜羽神社より神輿に乗って、玉前神社の玉依姫命を訪ね一年に一度の逢瀬の契りを結ぶという神事が執り行われます。続いて生まれた神々を鵜羽神社の井戸に流すという神事も行われます。そして、13日には例大祭が古式ゆかしく厳かに行われ、伝承される物語にあるように九十九里浜の釣ヶ崎海岸に神々が集うという壮大な物語の神事が行われます。玉依姫命の一族の神々を祭る各神社より神輿を奉じて、2500人余りの裸若衆たちが大海原を背に渚を疾走し、この釣ヶ崎海岸に集う様は圧巻です。(一宮町のサイトより)
また、6月には、禊(みそぎ)の行が行なわれます。(事前に申し込めばどなたでも参加可能)
この海岸は、来る2020東京オリンピックのサーフィン会場に選ばれてしまいました。オリンピックが近付くと、キャッシュの存在自体が危ぶまれます。