〈白竜権現洞窟〉
明治初年、高野山の行者(小樽日光院の開祖)高尾了範この洞窟にこもり、二十一日間断食修行中、弘法大師の御像をノミ一挺で手づから彫刻して、山麓の赤岩神社に奉安された。洞窟の岩一面は軽石の様に小さな孔があり、その孔に左手だけで結び下げた恋のゆかりを願う祈りの紙よりが数知れず通してある。洞窟内には白竜権現をまつる小祠あり、漁民の信仰をあつめている。
〈竜の胎内巡り〉
洞窟を出て道が不動岩近くになった頃、眠前に巨岩横たわって前進出来ぬかの様に思われる。しかし、その全く通行出来難いかの如き空隙も、不思議や仁王大の大男でも、くぐるとなれば皆同じ具合にくぐりぬける様に出来ています。竜の胎内めぐりの危趣はかくてつきる処なし。此の大岩には高尾了範が修行記念に彫刻した梵字あり。
キャッシュへのアクセスは準備と警戒を怠ると危険が伴います。
安全のため悪路でも滑らない登山靴や頭部を保護するヘルメット等をご準備ください。
分岐を右へ進み、鳥居を潜った先が白竜胎内巡りの道となります。
落石と悪路、上にも下にも注意してお進みください。
道は長く険しいですが、非日常の素晴らしい景色と冒険があなたを待ち受けるでしょう。
梯子を上り、〈白竜権現洞窟〉にて龍神様を祀る石碑を発見してください。
キャッシュは洞窟の外。供物を備える扉近くの壁面に隠しました。(扉:スポイラー画像)
梯子を上り切った先。竜の胎内を潜るとあなたは絶景を目にするだろう。