江東寺は、阪東16番札所水沢寺(群馬県伊香保町水沢観世音)の別院として、昭和15年に株式会社東京楽天地(江東橋4丁目・旧江東楽天地)の招聘により江東・本所地域の発展を願って創建されたお寺です。江東観世音と通称され、信仰の道場として親しまれている下町の寺です。
その入仏式は両国回向院より凡そ2キロメートルを盛大な式典が執行されたそうです。
しかし、昭和20年3月10日下町一帯大戦火に遭遇し、当寺もついに被災し、本堂庫裡共に焼失してしまいました。
幸にも御本尊千手観世音菩薩・脇侍不動明王は、すでに水沢寺に奉還いたし難をまぬがれる事が出来ました。
翌21年時世混乱のさなか、いちはやく再建され、戦後の大区画整理の施行により同24年現在地に移建され今日に至っています。
尚、現在の本堂は昭和55年鉄筋コンクリート造りにより再建し、又、庫裡は平成6年鉄骨造りにて新築されたものです。
境内には清昌稲荷大神も祀られています。
JR総武線錦糸町駅南口より真正面にあたり、錦糸町の繁華街の中心にあり夜間もハイマグルですのでキャッシュの取り出し、戻しの際にはご注意ください。
※この場所は以前にMedama no Oyaji/目玉のおやじの公開座標があった近くです。